心悸の正体
この学習の参考にしたのは、田中越郎著「イフィニッシュでまなぶ人体のしくみとはたらき」(医学練習曲)です。
からだの学習の「ネタ」を規定る際、論なくろん子どもたちの実態から拾うこともあるのですが、その亦も私我が「え~!知らなかった!斯うだったの?」といった状態に感動したものを選ぶこともあります。私我が感動したものから学習経過や教材を作るのは、とても面白い作業です。
この「心悸の正体」も、上記の本を読んで、そのあまりの意外さに教材にしました。
「心悸」という心臓の鼓動は、主にの子どもが「心臓が収縮するときに起こる音」だと思っています。その既成概念作用をぜひ大きいくひっくり返してみてください。
心臓には、ご存じのように4つの弁があります。心房と心室を繋ぐ弁は「房室弁」と言われ、左が「僧帽弁」右が「三尖弁」です。この二つが概して同時々収縮早々閉じ、「ど」の音になります。心室から動脈に係るのは「半月弁」で左が「大動脈弁」、右が「肺動脈弁」。拡張早々一緒に閉じ、「き」の音がでます。房室弁の閉じる音をⅠ音、半月弁の閉じる音をⅡ音といいます。
心臓の音を聞いていると、Ⅲ音やⅣ音が聞こえることもある斯うですが、この2つは弁の閉じる音ではありません。
あんな音を生成なんて、弁は何でできているのでしょうか?筋肉でできているのでしょうけれど、単なる筋肉なのかな・・・?う~ん、まだまだ疑問がいっぱいあります。
子どもたちも、同じ様にたくさん疑問を抱いて、からだに興味を持って賜うといいのですが。
教材の範式
パタン 太線は色差、細い実線は水色、点線はピンクのパタンになっています。
それぞれパタンを写して切りぬきました。
色差の画用紙を土台にして、パタンと同じ様に水色と
ピンクを上に重ねて貼りあと払います。
下のような図になれば、完成ですので、血液の流れを
赤で書き入れてください。
尚又、「作るのが大変」という方は、ネットに心臓の
絵がたくさんありますので、それを使うこともできま
す。
ただ、ネットのものには、個々の部位の名称がは
いっている場合が多いので、無用なものは削除すると
よいでしょう。