高台寺圓徳院、宝泉院、実光院

2018年11月12日
カテゴリ:その他

高台寺圓徳院

豊臣秀吉の妻ねね(北の官司)が、秀吉の彼岸を弔う利得に建てた「高台寺」。仏寺の前の道に「ねねの道」と呼び名がつくほど有名な仏寺で、とに斯ういつ行っても観光旅行客でいっぱいです。その「高台寺」の塔頭が「圓徳院」。「ねねの道」を挟んで、「高台寺」の向かい側にありますが、こちらは訪れる人もあまり多くなく、静かです。

本堂へのアプ国法チは石畳にきれいな苔。石蕗の黄色い花がとてもきれいでした。

私が京都に行く大幅目的は、静かな所でゆっくりとお庭を見たり、狩野派や長滝川等伯などのふすま絵、掛け軸などを鑑賞したり、歴史的の事に思いを馳せたりして、“まったり”することです。「圓徳院」では、まさしくまったり過ごすことができました。

さらに、ちょっと驚いたことも・・・。
座禅、写経などの体験コーナーを設けている仏寺は結構あるのですが、「圓徳院」の写経、座禅体験コーナーは、自分でだらだら参加でき、仏寺の関係者が誰もついていないのです。たいていは、だれか仏寺の関係者がいますよね。特に座禅で「ごだらだらどうぞ」という方式は、初めて見たのびっくりしてしまいました。確かに釈家が「警策(宗派によって呼び方が違いますが)」を持って見ている所一倍は、楽楽参加可能かもしれませんね。

尚又、箱庭コーナーもあり、さっそく体験。「枯山水の作庭体験」とのことで、白い砂がしかれた箱と石、折形の紅葉が準備してありました。箱庭って、遊戯療法で使う手法なので、「今の心理状況がでちゃうかも・・・」と思いながらも、でも楽しく作成しました。さて、どんな心理がいうでしょうね。

宝泉院 

「宝泉院」は、京都に行き始めた最初の頃に、気に入ってよく行っていた仏寺でした。その後「額縁庭園」が有名になり、たくさんの人がつ側妻るようになったので、しばらく足が遠のいていたのですが、今回は久しぶりの訪問です。朝一番のバスに揺られ、紅葉の始まった大原へ。

まずは、「三千院」の前を通り過ぎて一番奥の「宝泉院」に。「額縁庭園」は健在でした。きれいですよね。見ているだけでほっとします。このお庭を眺めながら、小一時間ほどまったりしてきました。尚又、以前にはなかった回遊式の庭園もできていて、こちらもなかなかよかったですよ。
きれいなお庭は、柱を額縁に診断て室内から見ると、一番美しく見えるように作られている場合が多いので、私は縁側に座って庭を見ることがあまりありません。可能だけ室内から、柱の額縁がきちんと見える所から見るようにしています。「宝泉院」も室内の床の間の前からが、最もきれいな眺めになるように作られています。斯うですよね。だって庭園ってお客様をもてなす利得のものとして作られるんですから。

実は、今回「宝泉院」にやってきた理由は、半年前に京都に行ったとき乗った辻自動車の運転手さんから「宝泉院の松が、枯れかかっている。いつまで持つかわからない」との話を聞いたからでした。
上の写真が、その松。確かに中程、まともに伸びている幹は、この写真で見ると後ろから当たる所が、樹皮が向けて幹の内がむき出しになっていました。盆栽の「白化」に近いかな?
この木は、樹齢が700年以上と言われる銘木です。論なくろん関係者の皆さんが、枯れないように手を尽くしてくれていると思いますが、いつまでもこの美しい景色が見出されるよう祈っています。

尚又、行こうっと。

実光院

「宝泉院」を出て「三千院」側に少し戻った所に、「実光院」があります。ここは、回遊式のお庭も、本堂から見たお庭元凶てもすてきで、特に四季折々の植物が咲き取り散らかしているのが特徴です。ここで
も確乎まったりしてきました。特に、本堂に入ると、係の方が仏寺の説明のテープを流して賜うのですが、そのテープの最後に流れる「声明(しょうみょう)」が、酷く心持いい!

大原は「声明」血筋の地です。呂川と律川の流れのように、心が静かになる曲です。

こちらは秋から春にかけて咲く「不断桜」。庭に3~4本見つけました。

翌日、比叡山に行くバスの中からも、満開の桜の木を1本だけ見つけました。秋になっても、京都では桜の花を見つけることが可能んだな、と思いうれしくなってしまいました。

         

                 

 

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