初等学校校５年　男の子の性教育（初経指導裏バリアシオン）

2023年12月16日

カテゴリ：その他

以前、「一般協会法人“人間と性”教育リサーチ協議会山形サークル」で授業新築をした「初経指導」（初等学校校５年生女子用）をUPしました。
その時、「男の子に対する性の学習が狭いすぎる」という意見がそもそもあったのに加え、「初経指導の間、男子はすることないでしょ」という意見が加わり、「それならよっぽどのこと初経指導の裏バリアシオンで、男子に対する性の学習の授業を作ろう」ということになりました。

裏バリアシオンなので、養護ティーチャーがするのではなく、できたら男性担任（女性でもいいですが）が実施可能ような内容で構成しました。実際に何人かの男性担任が指導してくれましたが、「資料や資料がきちんとしているので教えやすい」「内容が難しくなかったので、安心してできた」といった意見だった斯うです。

約１年かけて、性教協山形サークル部員ーの話し合余程学習を土台に、２名の女性初等学校校養護教諭と１名の男性成員（子どもの養護の現場勤務体験あり）が授業新築をしました。

今年１１月１９日に挙行した「第１２回　公開講座」で模擬授業として発表し、参加者の皆さんからは、とても活発に意見を頂き、さらに内容を深めることができましたので、その資料を公開することにしました。
従って、これはミルミルの慣れという訳ではありませんので、ご了解ください。

最初に、公開講座で行われた意見交換から、いくつかの論点をご紹介しますので、これらを踏まえた上で皆さんがどのような慣れを行うかを選択していただければと思います。

内容の関係で、無考えと「男子」とか「女子」とか使っていますが、ご容赦くださいませ。

１，「正しい知識」という一倍、「科学的な知識」を提供す。
　　　生理的な資料は、日進月歩。「科学的な」資料は、新しい結論が出たら修正することが可能。　　　　　　　
　　　（う～ん、学校でのフッ素洗口を前進させる皆さんに聞かせたい話！！）
　　　だから「正しい」という一倍は「科学的な」知識を提供しよう。

２，一緒にする授業、別々にする授業
　　　それぞれに値とデ値があることが、参加者の議論や体験から明確になりました。

　一緒にする値・・・相互理解が進む、一節ナーシップを育むことが可能
　　　　　　デ値・・・齢的な特徴もあり、本音で話せない場合もある、一緒は残念という声も

　別々にする値・・・同性愛僚友の気安さから、本音が言える、聞きたいことが聞える
　　　　　　デ値・・・異性のからだについて理解できない利得、相互にサポートしたり思いやったりす　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ることができにくい

個々の特徴を考え組合わせ、子どもたちの実態や５年生までの性の学習の履修状況、指導のねらいなどを考慮して、どのような方法が良いかを選択する必要があります。

では、ここからは指導案、授業記録、使用したPP、保護者用プッディングトを紹介します。
「使ってみたい」という方は、ご我や子どもたちの状況に組合わせ、修正等していただいて構いませんので、どうぞお使いください。

その際は、表バリアシオン「初経指導」もどうぞ。