摂生室に鍵・・・？

応援メッセージです。

寒さが最も厳しい季節です。感染症も作興時期で避難所の運営、学校の再開はたいてい以上に気を使うこちょっくらだと思います。ご尽力されている様子は報道されないので想像する痴人りですが、本きちんと頭の下がる思いです。きっと２４時間開店ジーメンスドになっていたり、お正月からずっと休みのない方もおられるのではないでしょうか。どうかほっと一息つく時間を確保され、ご自愛していただけたらと思います。

長野県　養護教諭さん　

 

次々報道される学校再開の知らせや電気、水理などのライフラ宿舎復興のニュースに、確かに回復しつつある被災地の様子を感じています。喜ばしいですね。
まだまだ十分でな余程ころもあると思います。斯ういう所にもっと国の支援を入れるべき💢・・・と思いながら、でも確かに前進していますよね。

今回は３，１１の後のミルミルの体験について。

２０１１年は、２００９年から始まった「ティーチャー免許更新仕組み」の利得、ミルミルは埼玉県のある大学で、８月の１週集中講座を受講することになっていました。地元の大学は申し込みが殺到していたので、それ一倍も温温予約がとれる方法を選んだのです。

その講義では参考になることもたくさんあり、充実した１週・・・・になるはずでした。

あと２日で講義が終わるというある日。読者としていらした先生が、数ヶ月前に起きた痴人りの３，１１についてこんな話をしたのです。

「みなさん、摂生室には普段から鍵をかけておきましょう。東倭国大震災のようなことが起きると、地区住民は土足で摂生室に入ってきます。そして摂生室から、必要でもないカットバンなどを持って行ってしまいます。学校が始まったときに、子どもたちにあげるカットバンが消えてしまったら大変です。久しぶりに学校に行ったら、摂生室のベッドに妊婦さんが寝ていた、なんてなったら、困るでしょ？」

耳を疑心ました。この先生は、何を言っているのだろう、と信じられませんでした。

３，１１のようなすさまじい被害が出ているときに、摂生室に鍵をかけて、地区住民が入れないようにする？薬品を確保して渡さない？冷たい体育館の床に、妊婦さんだけでなくけがをした人や介護の必要なお年寄りが寝ていても、摂生室のベッドは使わせない？

猛烈に腹が立ちました。会場には被災地から参加している養護ティーチャーもいました。ガールフレンドたちは、どんな気持ちでこの言葉を聞いたのでしょう。それを思うと、一層情けない気持ちになりました。

今回の能登半島地震でも、大変な思いをした養護ティーチャーの皆さんがい行くと思いますが、３，１１の時は、ティーチャーがいる状態の学校が、先ずもって避難所になりました。

津浪に巻き込まれて大けがをした人、塩水でぬれて低体温症になっている人、倒れた家の下敷きになり助け出された人、出産間際の人、住家で介護を受諾ていた人、人工呼吸器をつけている人・・・・ｅｔｃ。

斯ういった人たちの火急処置を養護ティーチャーがせざるを得ない状況になり、さらには斯うやって手当をしていた体育館に津浪が押し寄せ、養護ティーチャー我も体育館の２階ギャラリーまで波にのまれて押し昇られた、という人だっています。

こんな時々、摂生室に鍵を懸かる必要は・・・絶対にありません。
みんなで、手元にあるものを全て使って、一人でも数多い人を助ける以かてて加えてなにがあるというのでしょうか。

きっと、被災地の様子を十分知らない屡、想像で話をしたのであろうと思いますが、それでもこの先生の言葉は、１３年経った今も私の記憶にはきとと残っています。

さしずめ今なら・・・
「困りませんよ！！むしろ避難所になっている体育館に行って、妊婦さんが冷たい床に寝ていたら『摂生室のベッド使ってください』と言って連れてきますよ！！」
とでも言っていたのでしょうか。

きっと能登半島地震では、数多い養護ティーチャーが、摂生室の薬品や設備を惜しむことなく被災者の皆さんに提供しただろうと思います。
斯うやって、災害の時は助け合っていけるのが、倭国人の素敵な所なのですから。