家庭環境の変化

応援メッセージです。

被災された皆さまに心一倍お視察申し昇ます。実以て苦しい１か月だったことでしょう。本校でも復興に役立てればと募金活動を行いました。微力ながら応援の気持鳥渡一緒に届いてほし余程願っています。

山形県　養護教諭　叶内　実佳

二次避難の場所から、２月末、ひょっとすると３月末までに移動を迫られている、という報道がありました。その理由は北陸新幹線が延伸されるから・・・。論なくろん、金沢などの観光旅行業の皆さんも大変なのでしょう。
わかってはいてもこの理由は・・・酷く言えません。

でも、避難所生活が長く続き、仮説住宅ができあがるまで避難所にいることができた３，１１の時とは、今回は状況が違ったようです。

３，１１で避難生活が長くなった数ヶ月後に起きていたことをお伝えします。

この頃、子どもたちの環境、という一倍は、大人の環境が大きいく変化していました。
今の被災地の状況のように、住み上手地元にいるには仮説住宅がたりない、住む場所がない、仕事もいつ再開されるかわからない、そして別の土地に移住するにしても、親の仕事がない、つてもない。

手の打ちようのない厳しい状況は、当然子どもたちにも影響を贈ものます。

そもそも３，１１の時は、子どもたち我が例えようもない恐怖や失望感、喪失感を持っていた上に、大人たちの混乱は、さらに拍車を懸かる事態になりました。

学校では馴染みと会え、儚いではあっても笑顔が増え元気に見える子どもたちでも、一旦家族の元に帰れば、大人たちの不安顔を見て過ごすことになります。

避難生活が長引くにつれて、家や仕事を失い途方に暮れ、親が落ち込んだり蛮骨たりする状況を見ている子どもたちが増えて粋、子どもたちも疑しさになって粋ました。親の経済的苦労を目の打撃にして、危険に感じ取っている子どももたくさんいました。
その利得、生活リズムが崩れたり、ゲームだけに一心不乱になったり、家族に反抗したり、進路に不安を強く感じたり、「今からどうなるのだろう」という大人の不安をその屡感じている子どももいました。

こんな子どもたちに、どのように方位合ったのでしょうか。

ティーチャーが家庭の状況に入り込むのは、とても難いことですが、数多い養護ティーチャーたちが、子ど元凶同時々親や家族（祖父母、兄弟姉妹など）との会話を通して、それぞれに寄り添って粋ました。
会話を通して家庭環境の変化に気付き添うこともできました。
環境そのものを変えること諄いきないけれど、思いを共有すること、苦痛を聞いていくことで、子どもや大人を支えていったのです。

論なくろんこれらの問題は、難無く解決するものではありません。心の傷だって、本きちんと癒えるには何年もかかるのでしょう。
でも、苦し余程きに話を聞いて賜う、気遣って賜う、寄り添って賜う人がいる、というそれだけでも子どもに本に大人に本に心の支えになると思うのです。

ちょっとした短い言葉だけでもいいので、子どもたちや家族の方に声をかけてあげてください。
人と人の繋がりは、きっと力を贈ものて賜うと思います。