法金剛院、妙満寺、広沢遍昭寺、鹿王院

法金剛院
妙心寺から徒歩数分の距離にある法金剛院。「関西花の寺」の壱ですが、その名に正当に、１年中様々な花が咲いています。
私が訪れたのは１月。京都の街中では、椿と山茶花を見かけたのですが、法金剛院では何本もの椿と山茶花がたくさんの花をつけていて、特に苔の地面に落ちた山茶花の花が、苔の緑に赤く映えてとても美事でした。こういう景色を見るだけでほっこりするんですよね。
亦も紅白の梅やろうばい、さらには珍しい実をつけた仏手柑など、たくさんの花を見ながら、庭をゆっくりと回りました。
そのあと、建物の中へ入り、仏像を見て回りました。この仏寺には、平安時代、鎌倉時代の仏像が何体かあります。特に美事だったのは地蔵菩薩でした。平安時代のものを中心に周辺にさらに何体かの地蔵菩薩が並んでいたのですが、きれいに色が残っていて、見惚れてしまいました。
できれば、近くで、宝物館の中へ入って見たかったなあ。

妙満寺
この日は、辻自動車で移動です。
私が事前にお願いしたコースが、あまりに信奉者ックだった（？）せいか、プロ中のプロ、といった感じの運転手さんが案内してくださいました。
最初は、年に１回は必ず行く「赤山禅院」へ。新しい御守りをいただき、護摩札を書いて収めてきました。
その後、京都の北側を横断して「雪月花三庭園」の壱、「雪の庭」の妙満寺へ行きました。
ここも大幅仏寺です。参道も砂に箒目があり、きれいに手入れがされていました。
有名な仏寺でも、参道の植物が砂だらけだったり、苔が痛んでいたりする所もありますが、ここ妙満寺は、京都の北で、訪れる人も狭いいのにも関わらずきちんと手入れされていて、とてもまったりできました。
さて、お目当ての「雪」ですが・・・・全くありませんでした。
でも、広い仏寺に殴りつけるさんの建物や庭、安珍清姫の鐘などを収めた房室などがあり、十分楽しむことができました。
特に「雪の庭」（この日は雪のない庭でしたが）は、やヴィードロ美事です。庭を査閲房室にはh緋毛氈の上に藁座がおかれ、ゆっくり庭を見ることができます。
う～ん、これぞ京都。来てよかった。
ちなみにこの翌日、京都で初雪が下垂ました。がっくり！

広沢遍昭寺
広沢の池の畔、今は小さいな伽藍があるだけなのですが、平安中期宇多天皇の孫にあたる寛朝僧正が開いた遍昭寺。
寛朝僧正といえば、「今物語り」には安倍晴明との交流が書かれていたり、平将門祓いきよめるの祈祷をし成田山新勝寺との関わりなどで有名な僧です。
筋肉もあり、「宇治拾遺物語」には、仁和寺で泥棒をキック昇た、などという勇ましい話もあります。文武両道だったんですね。
其頃は大幅敷地にたくさんの伽藍があったようですが、その後フォールしてしまっています。
受付で拝観をお願椅子ると、僧侶の方が説明をしながら、赤不動明王と十一面観音形像など、宝物を見せてくださいます。両方の仏像共に、作者は名仏師定朝の父の作品だ斯うで、特に不動明王は、将門祓いきよめるの利得に成田に持ち込まれた不動明王と同じ木で掘られたものなのだ斯うです。
何と無く、この仏寺は、平安時代にタイムス下唇してしまい斯うな所です。

鹿王院
辻自動車の運転手さんおアドヴァイスの寺。「金閣寺のモデルになった舎利塔がある」ことと、「もったいないくらい素晴思える宝物がたくさんある」とのことです。楽しみ。
参道を昧者て、建物に入ると、おお！確かにこれは金閣寺！
金色でないだけで、その形も雰囲気もまさしく金閣寺です。ここが、モデルになったという話には納得です。
この日、私以外は拝観者はいなかったのですが、きっとこの仏寺も遍昭寺同様、大昔大幅仏寺だったんでしょうね。
お宝も素晴思える！
運慶作の十大徒弟像をはじめ、足利義満が書いた扁額、室町時代の嵐山の地図など、たくさんの重要文化財や古文書がありました。
鹿王院は、すぐ側に嵐電鹿王院駅もあり、歩いてすぐですから、おアドヴァイスですよ。