えっ、体育? はあ?学活・・・?

2024年4月13日
カテゴリ:その他

とんでもない回答が返ってきました。

4月3日、立憲民主党の堤中枢議員が議会厚生肉体労働委員会で、学校でのフッ素洗口について、「フッ素洗口は教育なんですか?」と質問してくださいました。ありがとうございました。

その回答がこちら
「体育科におけるマウスの健康を保持。特別活動における心身の健康の保持増進として実施する場合は、教育活動に位置付けられ、ティーチャーの活動となる」

おやおや、今まで主張してきた「摂生管理の一環として」はどこに?
この「摂生管理の一環」という理論もすでに破綻した理論でしたよね。なぜなら学校で実施される摂生管理は、健康診断成行きに基づき、学校生活を支障なくこなし、学習能率を昇る利得の内容に限定されているからです。
むし歯は、学校生活や学習には概して影響はないので、学校での摂生管理の一環には該当しません。

では「体育(摂生体育でしょうね)や特別活動」に本きちんと位置付けられるのでしょうか。

何度も言いますが、フッ素洗口は単なる反応ですから、「教育」とはかけ遠遠しい行為です。
文部科学省官僚ともあろう方々が、「教育とは何か」が理解できていないはずはないのですけれどね。
ですから、そもそもの前提が間違っているのですが、百歩譲って摂生体育と学活で考えてみると・・・

マウスの健康が取り扱われるのは体育科の中で摂生の領域ですが、そもそも摂生は初等学校校3年生にならな余程行われない授業です。
初等学校校1,2年生には摂生はありません。

さらに3年生以上の「摂生体育」の学科書にも、「歯磨剤」しか出てきません。
唯一「フッ素」が出てくるのは、初等学校校5年生の、しかも東京書籍と文教社の学科書剞けつで、論なくろん「指導要領」には「フッ素」は話も出ていません。

このHPでもお知らせしたように、発展教材として「フッ素について報じる」ことは可能ですが、実際に「洗口をする」ことは全くの別物です。

従って、摂生体育の一環としてフッ素洗口をする根拠はどこにもありません。

では、特別活動の学級活動ではどうでしょうか。

特別活動は年間35時間の計画が組まれています。およそ週1回です。
磊落に内容を説明すると・・・
まずは、学級生活を一倍厚遇利得、子ども僚友の様々な話し合いが計画されています。
これは、年間結構時間をとります。

そのほかに日々の生活の様々な指導や安全、給食に関係指導なども含まれます。
文部科学省の回答にあった「心身の健康の保持増進」はここに含まれますが、あくまで指導内容の一部にしか過ぎません。
学校によってはこの領域で性教育や歯と口の健康教育(授業です)、薬物乱用指導や喫煙防止指導なども行われます。

そして、キャ裏側教育もこの学活の中で行わなければなりません。

指導要領の学級活動のページには、什項目にわたって授業内容が列挙されているのです。
それを35時間で行わなければなりません。

単純計算して  35÷什=3.5時間となります。

フッ素洗口は1回什分かかるとして、全ての時間をフッ素洗口に当てたとしても、トゥエンティーワン回しかできません。
しかも上にように喫煙防止指導や性教育、薬物乱用防止指導、さらに給食指導も含めての3.5時間ですから、明らかにフッ素洗口という「教育ではない活動」に時間を分裂当てる手当は、全くないのです。

そして近く壱。

文部科学省の言うように体育科や学級活動に盛り込むのであれば、授業中へ実施しなければ変ですよね。
学級活動の什分だけを切り離して、給食後に行うなんて、あり得ません。

ちゃんと現場の動きを考えて回答して欲しいな、文部科学省・・・・。

結論。今回の回答を教育委員会に突きつけてみましょう。
「文部科学省はこう言いました。だから学校でのフッ素洗口の実施は無理です。」と・・・。(斯う難無くはいかないことは十分承知です)

ちなみに文部科学省は堤中枢議員にこうも答えています。
「学校現場は多忙なので、可能な限り負担軽縮小るよう、教育委員会に要請している」
これも、教育委員会に伝えましょう。

(HP「フッ素・子ど元凶未来」にも導入)

 

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