「目玉おやじ」が生きている理由

2021年10月10日

カテゴリ：その他

「ゲゲゲの鬼太郎」は、１９３３年「ハカバキタ国法」という紙芝居からスタートしました。元凶元凶は「子育て怨霊」の民話を元に作られたお話だったということです。
「子育て怨霊」は、死ん探偵ら生まれたわが子の利得に、毎晩御母さんの怨霊が墓から昧者出して飴を購求に来る、というお話で、京都の六波羅蜜寺の近くに「みなとや怨霊子育飴本舗」というお店があり、ここに怨霊が飴を購求に来た、という伝説が残っています。鼈甲色をした、素朴な飴が今でも売られています。おいしかったですよ。
目玉おやじはすでに紙芝居時代の鬼太郎に出てきていて、その後紙芝居から貸本、そして漫画本、アニメと、鬼太郎の活躍の場は広がって粋ます。
水木しげるさんが、「目は飛び出した脳」と言われるほど、精細なオルガンであることを意識した角うかはわかりませんが、今から考えると、非常に理にかなった併設だったことがわかります。
目玉おやじは身長９．９ｃｍ、体重３３．２５ｇの手のひら大いさ。怨霊族の生残りだった垂乳根が、御母さんの胎内にいる鬼太郎を気遣って自分の遺体の目に魂がとりつき、鬼太郎を助ける役割を果たします。さらに、世界中の妖怪の種類と性格を知っている、という点でもまるで脳の役割そのものです。
そもそも私たちは目でものをみていますが、それを判断しているのは脳です。見ているものの形、色、距離、立体感などを脳が判断し、「あそこに猫がいる」といった判断をしているのです。一方で、だからこそ見間違いや幻覚がおきるわけです。
目が私たちにとって重要な役割を果たせる哉いることを伝えると同時々、目の不自由な人たちがどのようにして情報を受諾取っているのかを、「点字ブロック」を例に伝えましょう。様々な特徴を持った人たちが、きちんと情報を受諾取れるように、世界の中で気をつけるべき事も一緒に伝えてください。